劇場の最大視距離

上図は2000年以降に開館した既存の6つの1500席規模の公共の多目的ホールの断面図を重ねて表示している。演技の中心は基準がないので舞台框から3間(5,4m)と仮定した。
可視限界距離(平面距離)の第二次許容限度は38mだが、それを明らかに超えているものが2つある。ホールの機能・性能は最大視距離だけで決まるものではないが、最も短いものと比較して何が違うのかを考える必要があるだろう。ちなみに最も遠いものは音響を重視したシューボックスタイプでホール横巾が短く、最も近いものはホール横巾がそれよりも広いことで、この違いが生じている。このように音響と視距離は密接な関係があり、そのホールの主用途をどのように設定するかで方向性が変わることになる。




