Virtual Architecture | shikano yasushi atelier

記録のむずかしさ



 最近何かと忙しくて気がついたら一ヶ月も放置してしまいました。撮影はいくつか、というかすごくたくさんしているし、芝居もいくつか見ているし、人にも会っているので、文章にしておきたいこともあるのだけど、なかなか手がつかない。あんまり間があいてしまうのもなんなのでとりあえずってことで、先日、下北沢のスズナリにお邪魔して撮影させていたものの中からひとつだけアップしようかと。

 スズナリに行ったのは、(仮称)小劇場勉強会で前回撮りきれなかった写真撮影と測量しきれなかった寸法を測るのが目的で、いずれその成果はどこかで公開することもあろうかと思うけど、まずはここでさわりだけ書いておこうと思う。
 最近、記録の質とか批評性といったようなことを考えるようになったせいで写真についてもいろいろと考えさせられています。考えたからと言ってその質がすぐにレベルアップすることもないし、そもそもそれがどのようにあるべきかということも自信がないのだけど、チャンスがあるときにそれを横着せずに捕まえて、せいぜいその時のベストを尽くすしかない。こうしたいと思うイメージがあるのにそれが実現できないのはスキルがないか手間やコストをかけられないか、いずれにしろ想定内のことで、ある意味あきらめもつくし、というかあきらめるしかないのだけど、どのようにあるべきかで悩むのは際限がない。まあ、だれだってそうなんだろうけど。

 スズナリの外観をQuickTimeVR(パノラマ)で見る (3.2Mb)

blog comments powered by Disqus