Virtual Architecture | shikano yasushi atelier

VR現場日記/2007年5月18日(金曜日)


 だんだん空間の雰囲気がわかるようになってきました。スタディをして図面をまとめている段階では空間のイメージを想像しているわけですが、実際にその空間に立ってみると、想像していたものと微妙な誤差があることがあります。経験を積んで学習するとその誤差は小さくなるものだと思いますが、それでも思ったよりちょっと大きいとか、小さいというようなことがあります。そんな微妙な感覚でいろんなことを調整しつつ現場は進んで行きます。

2007年5月11日をQTVRで見る
2007年5月18日をQTVRで見る
その1
その2


 5月11日のQTVRはsigma8mmで手持ちオートブラケット水平4枚(×3枚)撮影したものをHDR合成処理したうえでステッチ、VR化しています。(HDR処理しているように見えないかもしれませんが)
 5月18日のQTVRはNikon10.5で三脚、マンフロット303SPHを使用して水平6枚+上1枚撮影したものを元にステッチ、VR化しています。長時間露光(と言っても10sec程度ですが)で撮影に時間がかかるのでオートブラケットせずに一発撮りした画像を実際よりやや明るめに調整しています。
 現場では三脚を使いたくはなかったのですが、最近、打合が長びくことが多く、工事終了後の時間なら、まあよかろうと思って今回初めて三脚を使用して撮影しました。(これまではすべて一脚か手持ちによる撮影)

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