Virtual Architecture | shikano yasushi atelier

某音楽大学のオペラ劇場


 「仕上前、仕上後」で紹介した音大の大ホール、2階客席で見たQTVRを公開します。このときは客席内は竣工直前の清掃中で、舞台床面も、まだ塗装中、舞台後ろ半分が未塗装でしたが、もう竣工して引き渡しも済んで使い始めているとのことです。
 メインフロアの段床勾配が大きいので、その分、バルコニー席の舞台面からの高さがやや高くなっています。伝統的な古いオペラハウスでは、メインフロアは平土間か、それに近い非常に緩い勾配にしてその上に多層バルコニーを配置するのですが、ここではメインフロアの鑑賞条件を良くするために勾配を大きくしていると思われます。

某音楽大学の大ホール、2階客席をQuickTimeVRで見る

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