Virtual Architecture | shikano yasushi atelier

QuickTimeVRでマルチメディア


 複数のQuickTimeVRをVR内にホットスポットボタンを埋め込んでリンクさせるツールとして、これまではCubicConnectorはよく使っていたのですが、このソフトでは別の写真やムービーを別ウインドウとして開くことができても、元のVRムービー上に写真をフローティング表示できないのがちょっと不満でした。
 VRHotWiresというソフトを使って、movファイルのスクリプトをいじることで、前述したようなことができると聞いたので、ちょっと試してみました。英語版で、あまり使い勝手も良くないので、いろいろわからないことだらけなのですが、とりあえず、試作品が出来たので、公開します。
 こうした手法を使えば、クローズアップ写真とか、説明テキストとかをフローティング表示させることで情報を付加していくことができるので、ぐるぐる見回すだけでない楽しさを感じられるのではないかと、期待しているわけです。


今回のVRは以前に公開している作品、茅野市民館のスロープ部分のVRを元に、工事中の写真を5枚ほど選んで、ムービー上で表示させるようにしてみました。

「茅野市民館・工事中の記憶」を見る
追記

写真を表示した際にVR画像と重なってちょっと見にくかったので、枠をつけてすこし見やすくしてみました。またフルスクリーン表示にすると画像がウインドウサイズに連動してタテヨコ比率が変わってしまうので、これも固定サイズにしました。



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