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劇場・ホール・自然採光

2026-05-01Concert Hallシューボックス,自然採光

劇場・ホールに自然採光をどうやって取り入れるか、大きな課題として考えていて、その実例として取り上げる。
上の画像は鹿島市民文化ホールの9角形のハイサイドライト。

世界3大シューボックス(ウイーン、アムステルダム、ボストン)のうちウイーンムジークフェラインのハイサイドライトが印象的だが、OMAによるポルトガルのカーサ・ダ・ムジカも素晴らしいので備忘録として取り上げておく。日本のホールでも最近は自然採光を取り入れる計画がちらほらみられるようになってきているが、ここまで大胆な計画はない。演劇的な利用があると暗転が必須で、そのために建具・カーテンを入れても音響性能が変化しないようにするための設備が必要になり、その分の手間とコストが必要になるという課題がある。コンサート専用であればこのように割り切ることができるが、日本のホールは多目的ホールが多いので、なかなかこのような計画がしにくいという事情がある。ちなみに日本の古い木造の芝居小屋は基本的に自然採光ができる計画になっていて、それが魅力でもあるが、このような計画が魅力的でも難しいのは前述した暗転の課題の他に遮音の課題もある。ガラス建具で外部との遮音を確保するには2重建具にする必要があり、ここにも実現のためのハードルがある。

2026-05-01Concert Hallシューボックス,自然採光