浅草で営業している老舗の興行場。建物内には1階に木馬亭、2階に木馬館とふたつのホールがある。
木馬亭は都内唯一の浪曲の定席の演芸場であり、また「お笑い浅草21世紀」の定期公演を行っている。
木馬館は主に大衆演劇の劇団が公演する貸し小屋である。
以下、内観写真は雑誌「住宅建築」連載「役者の棲み家」の取材で撮影した木馬亭の写真。
撮影 2014年月
以下、写真をクリックするとパノラマVRが開きます。
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ロビー。
ホール内観
通路がセンターにないが、これは元は映画館だったのを舞台向かって左側の一部を楽屋としたためである。
楽屋の入口にある楽屋受付。
大楽屋
小楽屋
舞台袖
取材でお話をうかがった、木馬亭の席亭、根岸京子さん。今はもうないが常磐座を代表とする浅草の数々の興行場を運営してきた根岸興行部の五代目の席亭。
近隣の人たちや芸人や劇団の人たちから、お母さん、おかみさんと呼ばれ親しまれている。
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路地の角部分にある入口は木馬館(2階)に上がる入口
入口右側のショーウインドウに木馬が飾られている。
回転木馬(生演奏の伴奏付)のアトラクションをやっていた事の名残だが、当時の木馬は現存せず、これは某テレビ番組が番組用に作成した小型のレプリカである。
近くに工事用クレーンが見えるが、周辺では大規模な再開発が進行中である。