panologue vol 0 (創刊準備号) が、ダ・ヴィンチ電子書籍アワード2012の書籍賞を受賞
panologue vol 0 (創刊準備号) が、ダ・ヴィンチ電子書籍アワード2012の書籍賞を受賞しました。
panologue 公式サイト
panologue を iTunes で見る
ダ・ヴィンチ電子書籍アワード2012
受賞作品(panologue)内容紹介(YouTube)
授賞式の模様
受賞について友人知人に知らせたところ、iPadがなくて見られないのだけど何とかなりませんか、っていう反応がありましたので、iTunesでのpanologue紹介テキストと目次を引用しながら、掲載したパノラマでネットで見られるものについていくつか選んでリンクすることにします。(過去にブログなどで公開されていたページへのリンクなのでリンク先のテキストなど準備号の内容とは異なります)
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panologue(パノローグ)は、iPadで見る・読む・聴く“グラフ誌”です。扱うテーマはニッポンの風景。日常の風景、残したい風景、普段は見ることのできない風景をパノラマ写真で記録しました。iPadならではの操作性で、日本の風景に触れてみてください。
Touch the scene around us !
創刊準備号の内容
1) 特集:Panorama Showcase
パノラマ写真家の代表作を集めました。
神前結婚式・湯島天満宮
鳥瞰・秋葉原ホコ天
秋葉原ホコ天復活の日
震災後に再開したホコ天
事件から3年
昭和を刻む時計店
石橋時計店
フジヤ小鹿時計店
岩永時計店
湯ノ花温泉・石湯
パノラマ音楽会
地平線音楽会
トルンライブ
山陰本線点描
余部鉄橋に響いた音
架け替えられた余部橋梁
日本海見下ろす鎧駅
カニの駅・香住駅
ノーモア...
2) パノラマが伝えた大震災 〜産経新聞写真報道局の挑戦〜
東日本大震災の被害をパノラマ写真で報道し続ける産経フォト、その制作の舞台裏に迫りました。
SankeiPhotoパノラマ写真館・東日本大震災
上のリンク先では産経による東日本大震災のパノラマ全て見られます。
またpanologueには以下の4点を提供していただきました。
vol 1
vol 8
vol 66
vol 91
3) bird's-eye view
パノラマ写真が持つ独自の視点と広い視野で話題のニュースを取り上げます。
「LIFE IN A DAY」プレミア上映会の様子などを紹介。
Life in a Day
ロンドンプレミア
4) パノラマで見る日本の音風景
函館ハリストス正教会の鐘
長崎・山王神社被曝クスノキ
5) パノラマ建築探訪
ある教会の工事現場
ベニサンピット・劇団桟敷童子の舞台
6) パノラマ写真家のセルフポートレイト
セルフポートレートは撮りおろしで、準備号でしか見られませんが、
各参加作家のサイトのリンクです。
相川博昭
大田正人(heiwa4126)
岡田茂
酒井創介
鹿野安司
高木義人(編集長)
横谷恵二
最後にもともとの経緯を書きます。
panologueは元々、東京の稲城で活躍されていた横谷恵二さんが2006年に札幌に移ったのを機に、札幌の高木義人さんと一緒に始めたプロジェクトです。2005年のWW2、第二次世界大戦終結60周年を記念して世界各地の戦争遺構をQuicTime VRでアーカイブするプロジェクトに二人が参加したことや、2004年にスタートしたWWP、年4回のテーマを設定されたパノラマ投稿イベントに日本の作家も参加するようになったことが背景としてあるようです。また、panologueとは、panorama と logue を組み合わせて、パノラマで語る、といった意味でつくられた造語ですが、とかくギミックや飛び道具として語られることの多いパノラマVRについて、もっと表現の質を追求してテーマや可能性を考えて語りたいという気持ちも込められています。
スタートした途端にフリーズして冬眠してしまっていたのですが、twitterかなんかでツッコミを入れたら、ツッコミを入れた人やその周りにいた人が巻き込まれてリスタートした、そんな経緯です。もちろん、iPadの発売もきっかけになっていると思います。
Panoramas of World War 2 Landmarks
World Wide Panorama
現在、創刊号を制作しております。新たに佐渡の金子吉幸さんと染瀬直人さんが加わります。予定よりだいぶ遅れておりますが期待してお待ち下さい。これからもpanologueをどうぞよろしくおねがいいたします。