Virtual Architecture | shikano yasushi atelier

パノラマでレクチャーしてきた-その3



今年で三回目になりますが、武蔵野大学で「全周パノラマ写真による空間表現」というテーマで講義をしてきました。空間を記録したり説明するのに通常の写真や動画だけでなく、視線を自由に変えながら景色を連続的に見ることができるパノラマ
VRというツールも便利、といったことを具体例を上げながら話してきました。最近はパノラマVRGoogle Street Viewでおなじみになりつつあるので、このツールで何が有効か、撮影で意識することなどを意識しながら話してきました。

冒頭では慣れない講義の緊張感をほぐす意味もあったのですが、先日、この授業の講師である大塚さんが装置を担当している新宿梁山泊(新宿花園神社)の「ベンガルの虎」を見た時に学生さんたちも何人か来ていたので、その人たちに「ベンガルの虎」(井の頭公園バージョン)VRを実際に操作してもらいながら、芝居を見てない人たちに説明してもらう、ということをしてもらいました。どんな反応でどんな説明をしてくれるか、フリーズしちゃったらどうしようかとちょっと心配でしたが、困った顔をしつつも操作しながら説明してくれたので助かりました。それに写真やVRを前に人と話をするのってイメージ広がるし面白いですね。

さて、今年は、某大学でパノラマ講義をするってツイートをしたら、聴講したいという奇特な人がいまして、平日の昼間にもかかわらずheiwa4146さんが参加して、おまけにパノラマまで撮影してくださいました。
heiwa4146さん、ありがとうございました。

パノラマ講義の様子(撮影:heiwa4126)
おまけ(居酒屋の打ち上げ)

そういえば撮影の様子くらいスナップで撮影しておけばよかったのに、撮っもらえるという安心感ですっかり忘れていました。すみません。ちなみにレンズから紐を下げた手持ちで素早い撮影でした。

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